スローガン　『ロータリーを知ろう、そして楽しもう！』

 

当クラブは昨年度創立60周年記念事業を行い、今年度で創立から61年目を迎えるに至りました。これもひとえに先輩諸氏により運営され代々受け継いでこられた努力のたまものと思い敬服いたします。そして、このクラブに所属出来たことに誇りを持ち、感謝しつつこの歴史と精神を重く感じて今年度の運営に取組みたいと思います。

私は入会して14年目になりますが、さほどロータリークラブを理解しているとは思いません。

そういう方も多々いることと思います。それを踏まえて今年度は、まず、ロータリーを改めて学び直すことから始めたいと思います。入会間もない会員も含めて研修リーダーの指導の下、みんなでロータリーを学びたいと思います。学びを深めることにより、一層ロータリーの楽しさが広がることを期待します。当クラブは、富岡では老舗クラブであります。大先輩から入会したての若い会員が幅広く集っておりますが、上下関係をさほど感じさせない会員同士の良い付き合いが育まれていると思います。この良い関係の中、みんなでロータリーを楽しみたいと思います。そうすれば、より一層会員同士の繋がりが深まり、例会の質も上がります。結果、自然と会員も増え退会者も無くなると信じ、当会の魅力発信に努めて行きたいと思います。

長きに渡る取組みとして、障がい者への支援事業があります。こちらも、地区補助金等を利用して継続したく思います。この事業は、お金を出すだけでなく障がい者に寄り添い共生することが重要となります。そのために、かれらに必要とされる取組みを考え行動したいと思います。そして、昨年度よりスタートしました「富岡ロータリークラブスカラーシップ」の運用に際しまして、長年積立てて来ました「障がい者支援基金」を活用し中身の濃い障がい者の方に必要とされる継続事業の仕組みとして育てて行きたいと思います。

最後に、地区よりの要求事項として「マイロータリー」の登録率の向上があります。ＤＸ化による情報管理や発信の必要性はみなさんも感じていることと思いますが、登録率の向上のみが優先されて本来の目的を見失うことの無いことを信じます。会員の方々が真に必要とされるツールなら自然と登録率は向上すると思います。それを見極めながら登録率向上に取組みたいと思います。

1年間微力ながら私の持てる力を尽くして行きたいと思います。みなさん宜しくお願いいたし

ます。

 

 

 

【戦略計画】

（1）ロータリーの目的（OBJECT OF ROTARY）

ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。

具体的には、次の各項を奨励することにある

（第1）知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること

（第2）職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕

するロータリアン各自の職業を高潔なものにすること

（第3）ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること

（第4）奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること

（2）国際ロータリーの中核的価値観（CORE VALUE）

世界中のロータリアンによって強く支持されている以下の5つの中核的価値観を尊重し行動

する。

・親睦（Fellowship）

・高潔性（Integrity）

・多様性（Diversity）

・奉仕（Service）

・リーダーシップ（Leadership）

クラブ研修リーダーを中心に、地区の行事・各種セミナーに積極的に参加し、ロータリーの理念を学び、ロータリアンとしての行動を体現する。そのために、ロータリー月間に合わせて出前卓話の企画や、各担当委員会主催の例会を行い学びを深める。

会員増強委員会を中心に置いた活動となるが、全ての会員が積極的に関わり仲間を増やし続ける。増員目標を純増2名以上とし、退会防止に努める。そのために、富岡ロータリークラブの魅力の向上と例会の質や楽しさを上げて行くことに取組む。

例年の通り地区補助金を活用して、事業を行う。当クラブは障がい者の支援を主眼に置いた活動を行っておりそれに準拠した取組みを行う。また、寄付金については、当クラブの方針通りに協力する。

当クラブは、健常者も障がい者もともに安心して生涯を全うできる共生社会として当該地区が

熟成することに寄与することを目的に活動しており、「障がい者自立支援制度」により

「富岡ロータリークラブスカラーシップ」の運用を継続し充実させる。

2023年1月現在で、登録率は39.02％である。マイロータリーの有効性を周知することにより登録率を現状の倍の80％に向上するよう取組む。

富岡ロータリークラブ
会長　田村  徳良